タカ派的なFRB理事の発言を嫌気して、NY金は反落
07:57:31
22日のNY金は反落。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比19.3ドル安の4523.2ドル。
年明けの米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利下げを主張していたウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が、利下げバイアスの完全な撤廃を支持と言及。インフレがすぐに収まらなければ、利上げを排除することはできないと指摘したことで、米長期金利が4.58%台まで上昇し、NY金の圧迫要因となっていた。
週明け月曜日はメモリアルデーでNY貴金属市場は休場となるが、そのため、市場参加者は少なく、値動きもイマイチ。NY貴金属市場の電子取引は時間短縮で実施される。
FRBのケビン・ウォーシュ新議長の就任宣誓式が行われた。トランプ米大統領は、完全に独立した立場で職務に当たることを望むと述べた。ウォーシュ新FRB議長は、独立性と毅然とした決意をもって臨めば、インフレはもっと低く抑えることができると発言。市場の反応は極めて限定的。
米長期金利はその後、低下したものの、NY金は戻り切れず。期近6月限から期近8月限への乗り換えもあり、乗り換えが消極的だったともいえる。
NY金期近6月限は32.0ドル安の4510.5ドルで取引を終了している。週明けから取引中心限月は期近8月限に移行するが、期近8月限は33.0ドル安の4543.6ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.533ドル安の76.199ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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