デイリーコモディティ市況コメント

ドル安と高温懸念を背景に、シカゴトウモロコシは急反発

08:01:27

25日のシカゴトウモロコシは急反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比8.25セント高の443.00セント。
欧州取引時間帯まで売り買いが交錯していたが、米国取引時間帯に入って大きく買い直される展開となった。
米個人消費支出(PCE)発表後のドル高の動きと海外原油の反発もあり、打診買いが台頭し、ぼぼ高値水準で取引を終了している。
米コーンベルト北部からノースダコタやサウスダコタにかけて、最高気温が38度に迫るとの天気予報もあり、7月から本格化する受粉期の熱波が警戒され、思惑買いも拡大した模様。
天候リスクを含んでいない価格水準でもあり、値ごろ買いも入りやすかったとみられる。

25日のシカゴ大豆は急反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比22.00セント高の1157.00セント。
シカゴトウモロコシ同様、ドル安と熱波懸念が支援材料となり、大きく買い戻された。7月4日の米独立記念日にかけて、熱波の可能性が高まるとの予報もある。
原油相場の反発を好感して、シカゴ大豆油も上伸。市場では中国による米国産大豆油の購入期待も広がっていたようだ。

25日のシカゴ小麦は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比4.50セント高の601.50セント。
シカゴトウモロコシと大豆の急反発に追随して買い戻された。ただし、米春小麦産地の熱波予報は出ておらず、米冬小麦の収穫に伴うハーベストプレッシャーも意識され、戻りは限定的だった。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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