デイリーコモディティ市況コメント

ドル安の動きを好感して、NY金は反発

08:21:54

30日のNY金は反発。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比68.1ドル高の4629.6ドル。
アジア取引時間帯序盤は軟調地合いを継続していたが、その後のドル高一服を背景にして、月末要因のポジション調整かたがた、NY金市場では買い戻しの動きとなり、アジア取引時間帯終盤に4600ドル台を回復する切り返しをみせた。
日本政府や日銀とみられる円買い介入の動きがみられ、急ピッチに円高が進行。その結果、ドル安が一段と進行したため、NY金の一段の上伸につながった模様。
ただし、米軍によるイラン攻撃計画の情報が流れたこともあり、上値は抑制され、4660ドルが壁になっていた。
米国取引時間帯には、4600ドル台前半での狭いレンジで推移していた。
3月の米個人消費支出(PCE)価格指数は、前年同月比3.5%上昇しており、伸びは前月の2.8%上昇から加速し、2023年5月以来の大きさとなった。インフレ懸念を認識するだけに、NY金市場の圧迫要因に。
NY銀は反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比1.940ドル高の74.028ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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