ドル高と原油高を嫌気して、NY金は急反落
08:04:40
1日のNY金は急反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比86.7ドル安の4506.3ドル。
米国とイランの停戦合意に対する期待が後退し、週明けのNY金はジリ貧の展開を演じていた。
5月の米ISM製造業景況感指数は54.0となり、4月の52.7から大きく上昇し、2022年5月以来の高水準となった。好不況の分かれ目である50を5か月連続で上回った。これを受けドル高が進行。
さらに、イランの交渉担当者が、レバノンでのイスラエルによる攻撃が続いていることに抗議し、米国との協議を停止することを明らかにしたことで、WTI原油が急伸。
一連の動きを嫌気して、NY金は大幅安を強いられ、期近8月限は4476.0ドルまで急落。
その後、トランプ米大統領がSNSで、イスラエルとヒズボラの双方が攻撃しないことで合意したと伝えたことで、買い戻され、4500ドル台を回復。
しかし、インフレ懸念の解消にほど遠く、イスラエルによるヒズボラ攻撃のリスクは依然として高いため、NY金の戻りは限定的。
NY金期近8月限は78.2ドル安の4514.8ドルで取引を終了している。
NY銀は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前週末比0.621ドル安の75.254ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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