デイリーコモディティ市況コメント

ドル高基調の中、NY金は続落

07:39:02

17日のNY金は続落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比10.4ドル安の3406.9ドル。
アジア取引時間帯序盤にNY金は買い戻しから上伸し、NY金期近8月限は一時、3420ドル台まで回復する値動きもみせた。
しかしながら、ドル高基調の中、買いは一時的にとどまり、その後、アッサリ3400ドルを割り込むなど、上値の重い展開をみせた。
イスラエルの攻撃が継続していること、一部では米軍の直接介入が指摘されるなど、中東リスクが高まりをみせる中、NY金市場での安全資産としての金の買いは極めて限定的だった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が開始されているため、積極的な仕掛けには慎重だったともいえる。ただし、今回の米FOMCでは、政策金利の据え置きはほぼ織り込み済み。このため、金の上値の重さが余計に目立っている。
19日は、米奴隷解放の日のため、米国は祝日となる。19日のNY貴金属市場の取引は短縮取引となるが、リスク警戒で買い進まれるか注目。
NY銀は反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.703ドル高の37.151ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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