中東の緊張緩和を受け、WTI原油は反落
コモディティ市況コメント
2026.07.10
08:03:29
9日のWTI原油は反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比1.44ドル安の72.08ドル。
2日に渡って、米国とイランの報復攻撃がみられたものの、トランプ米大統領はイラン側から電話があったと言及。米国とイランの間で、再び覚書に基づく交渉が再開されるとの見方が強まり、WTI原油はアジア取引時間帯からジリジリと水準を切り下げた。
イランはバーレーンやクウェートの米軍基地を攻撃する以外に、産油国の港湾施設を攻撃したとの情報も流れたが、真相は不透明。
また、イスラエルのネタニヤフ首相がトランプ米大統領にイラン攻撃の再開承認を要求したとの伝えられている。イスラエルが参戦すると、イランが硬直化する可能性もあり、WTI原油の下げは限定的だったともみられている。
イランがホルムズ海峡を通航する商船に対する攻撃を続けるかどうかが、最大のポイント。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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