中東の緊迫化を背景に、WTI原油は大幅続伸
07:56:31
8日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比3.08ドル高の73.52ドル。
米国とイランの軍事衝突を警戒して原油相場が一段と急伸している。
米中央軍がイランの軍事施設を、イランの革命防衛隊がバーレーンやクウェートの米軍施設を互いに攻撃したことを受け、欧州取引時間帯序盤にWTI原油は大きく買い進まれ、WTI原油期近8月限は72ドル台から一気に75ドル台まで水準を切り上げた。
その後、利益確定売りに73.13ドルまで値を消したが、強気の米在庫統計を警戒して一時、76ドル台まで買い直された。
注目の米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は299.8万バレル増、ガソリン在庫は190.4万バレル減、中間留分在庫は498.0万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は5.2万バレル減。期待に反して、原油在庫が増加したこともあり、その後、利益確定売りが催促され、73ドル台半ばまで値を消したものの、石油全体でみると、在庫減少傾向は続いており、下げも限定的。
引けにかけて買い直され、WTI原油期近8月限は4.32ドル高の74.76ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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