乾燥懸念再燃で、シカゴ小麦は反発
08:05:11
13日のシカゴトウモロコシはマチマチ。取引中心限月である期近5月限の清算値は前週末比0.75セント安の440.25セント。
米コーンベルトでトウモロコシの作付が始まったこともあり、作付期待から重石になっていた。ただ、冬小麦産地での降雨が期待外れで、シカゴ小麦の急伸は支援材料に。
シカゴトウモロコシ取引終了後に、米農務省が明らかにした作付進捗率で全米平均は5%。前年4%、前週3%、平年4%。主産地アイオワの作付進捗率はまだ1%。作付の本番はこれから。
アイオワの土壌水分に全く問題ないものの、ネブラスカの乾燥状態は改善しておらず、米農務省の引け後の発表は強弱両材料を交錯した内容だったといえる。
13日のシカゴ大豆は反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前週末比13.50セント安の1162.25セント。
米国とイランの協議が合意に至らず、トランプ米大統領がホルムズ海峡の封鎖に言及。イランで購入した石油を積載するタンカーの通過を拒否する意向を示しており、米国と中国の緊張の高まりが懸念される状況となった。
5月の米中首脳会談において、中国による米国産大豆の大量購入を市場は期待していたが、それが大きくトーンダウンし、シカゴ大豆の値崩れにつながった。
シカゴ大豆取引終了後に、米農務省は米国大豆の作付進捗率を明らかにしている。全米平均で6%。前年同期、平年とも2%だけに、例年よりも順調との思惑も出てくれば、圧迫要因になりそうだ。
13日のシカゴ小麦は反発。取引中心限月である期近5月限の清算値は前週末比11.25セント高の582.25セント。
週末に冬小麦産地の広範囲にまとまった雨が期待されたが、実際には局地的にとどまり、雨量も散発的な降雨となった。このため、週末にかけて軟調地合いをみせていたシカゴ小麦は買い戻しに上伸している。
シカゴ小麦取引終了後に米農務省が明らかにした土壌水分で、冬小麦主産地であるカンザスの表土の土壌水分の極不足と不足の合計は60%となり、前週の62%から若干改善したに過ぎず。
そのカンザスの作柄状況で、優と良の合計は前週の38%から32%に後退しており、米農務省の発表は強気の内容だったこともあり、一段のシカゴ小麦の戻りも連想される。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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