デイリーコモディティ市況コメント

作柄悪化を映して、シカゴ小麦は続伸

08:08:13

21日のシカゴトウモロコシは小幅続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比1.75セント高の453.75セント。
シカゴ小麦の続伸と、ホルムズ海峡の事実上の封鎖の長期化懸念による化学肥料価格の高止まりが警戒され、シカゴトウモロコシは続伸している。
ただし、米コーンベルトでのトウモロコシの作付進展期待もあり、上値は限られ、狭いレンジで推移している。
ネブラスカの土壌水分不足は深刻化しているが、今後の降雨次第で、一気に作付が可能なため、その懸念は限定的。一方、アイオワやイリノイの土壌水分に問題なく、作付進展観測を後押ししている。

21日のシカゴ大豆は上伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比8.75セント高の1174.50セント。
前日の取引終了後に米農務省は米国大豆の作付進捗率を明らかにしたが、極めて順調である。前週はこれを嫌気していたが、今回は弱材料に評価されず。
市場の関心はホルムズ海峡の事実上の封鎖の長期化による化学肥料価格の高止まりを警戒していた。
また、トウモロコシの順調な作付進展もあり、大豆へのトウモロコシからの作付シフトの思惑後退もあり、心理面の支援材料となっていた。
シカゴ大豆油の堅調地合いも支援材料。

21日のシカゴ小麦は続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比8.00セント高の605.00セント。
前日取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況のさらなる悪化が支援材料となり、一段の上伸につながった。冬小麦産地の異常低温による降霜懸念もあり、作柄悪化をより警戒している。
米国とイランの再協議の先行き不透明も支援材料となり、シカゴ小麦期近5月限は3月末以来、清算値が600セントを上回っている。
産地の低温予報は解消されたが、一段の作柄悪化が警戒されるだけに、次回発表される作柄状況がより重要視されている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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