供給ひっ迫懸念が解消せず、WTI原油は大幅続伸
コモディティ市況コメント
2026.03.16
07:49:28
13日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比2.98ドル高の98.71ドル。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖の長期化観測から、世界的な石油の供給ひっ迫懸念が一段と高まり、週末のWTI原油は一段と急伸している。
米国はこの供給ひっ迫懸念を解消する手段として、海上輸送中に関して、ロシア産原油に対する制裁を解除する方針を明らかにしているが、効果はなかった。4月11日までの暫定措置となる。
現在、海上輸送中のロシア産原油は1億2000万バレルと推定されている。
イスラエルによるイラン・カーグ島への攻撃が警戒されることもあり、週末のリスクヘッジ買いにつながった模様。
WTI原油期近4月限は3.58ドル高の99.31ドルで取引を終了している。この日の高値は99.32ドルだけに、ぼぼ高値引けである。それだけ、先高期待が強い市場ムードにある。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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