デイリーコモディティ市況コメント

停戦合意観測が再燃する中、WTI原油は期近中心に反落

08:03:21

9日のWTI原油は急反落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比3.10ドル安の88.20ドル。
米国とイランの停戦合意が近いとの報道が相次いでなされたことを受け、WTI原油は急落。
米国取引時間帯に入って下げ幅を拡大し、WTI原油期近7月限は85.95ドルまで一時急落した。
しかし、トランプ米大統領がSNSで、イランは昨夜、我々のヘリコプター1機を撃墜しており、米国はイランの攻撃に報復しなければならないと指摘したことで、WTI原油は大きく買い直され、WTI原油期近7月限は一時、89ドル台まで切り返した。
結局、WTI原油は期近限月中心に下落しており、期近7月限は2.60ドル安の88.70ドルで取引を終了している。
一部では、米軍による報復が目先予想されるとの指摘も挙がっている。
日本時間10日朝5時半に米石油協会(API)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は911.9万バレル減、ガソリン在庫は119.1万バレル減、中間留分在庫は130万バレル増、認証在庫であるクッシング在庫は112.5万バレル減。原油在庫の大幅減少に歯止めがかからず、目先の支援材料になるだろう。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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