利益確定売りで、NY金は反落
07:22:24
3日のNY金は反落。取引中心限月である期近2月限の清算値は前日比14.3ドル安(4日分合計で22.8ドル高)の2654.7ドル。
ドル高基調を嫌気して、週末要因の利益確定売りが台頭。12月の米ISM製造業景気感指数は49.3で、事前予想の48.2を上回った。引き続き、景気判断の分岐点となる50を下回っているものの、マインドの改善が顕著であり、ドル高要因となっていた。
年明けは、トランプ次期大統領に対する警戒から、リスク先行でNY金は急伸したものの、結果的にドル高要因を無視できず、売り場提供となった。
NY金期近2月限の一代足のチャートをみると、週末の終値ベースでみる50日移動平均線は2686.0ドル。ひとまず、この水準が上値抵抗となっている。
目先的には、中国人民銀行が11月に続いて、12月も金準備を積み増すしているかどうか注目される。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比0.165ドル高(同0.097ドル高)の30.065ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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