デイリーコモディティ市況コメント

地政学リスクを好材料に、WTI原油は続伸

08:08:43

3日のWTI原油は続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.89ドル高の63.41ドル。
イランが米国が提案を拒否する可能性を示唆したことが支援材料。米国は低濃縮ウランの保有に関して、イランに妥協する姿勢を示しているが、一方でイランの核施設解体を要求しているため、両国の隔たりは大きいとみられている。
また、ウクライナとロシアの停戦協議も進展がみられず、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の対立を警戒する状況となっている。
いずれも、地政学リスクが支援材料となっていた。
WTI原油期近7月限は前日の高値である63.88ドルを若干上回る63.89ドルの高値を付けたが、64ドルに抵抗をみせている。
5月以降のレンジ取引に変わりないが、現時点では上抜けるか注目されている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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