安全資産として金を買う動きが活発化し、NY金は急反発
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2日のNY金は急反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比81.8ドル高の3397.2ドル。
トランプ米大統領は週末、鉄鋼製品やアルミに課している関税を50%に引き上げる意向を示した。さらに、中国が米国との合意に完全に違反しているとも言及したことで、安全資産として金を買う動きが週明け早々から加速し、その後の急伸につながったとみられる。
5月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.5となり、事前予想の49.3を下回った。6か月振りの低い水準となっている。トランプ関税の影響で、納期が遅れており、一部商品の供給不足につながっているという。これを受け、ドル安が進行し、NY金は上げ幅を拡大している。
NY金期近8月限は3406.4ドルで取引を終了しているが、期近8月限としての3400ドル台は5月8日以来。ちなみに、期近8月限の最高値は4月22日に付けた3539.3ドル。
NY銀は急反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前週末比1.665ドル高の34.694ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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