デイリーコモディティ市況コメント

弱気な米CPIを受け、NY金は4営業日連続の上昇

08:05:28

12日のNY金は続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比26.4ドル高の4467.5ドル。
注目の7月の米消費者物価指数(CPI)は前月比3.4%上昇となり、事前予想と一致、前月の同3.5%上昇から小幅鈍化している。エネルギーと食品を除くコアCPIは前月比2.5%上昇で、これも事前予想と一致し、前月の同2.6%から小幅鈍化。
小幅ながら、2か月連続の鈍化を示したことで、インフレ圧力の後退を印象付け、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が後退することとなり、NY金はこの発表後に急伸し、4502.7ドルの高値まで一時買い進まれた。
ただし、すでに大きく買い進まれてきた経緯もあり、4500ドル台は一時的にとどまり、その後は利益確定売りに上げ幅を縮小し、27.9ドル高の4469.0ドルで取引を終了している。
13日にも米卸売物価指数(PPI)が発表されるだけに、引き続き、鈍化する内容が期待されており、4500ドル台再現の思惑もある。
ちなみに、CMEフェドウォッチをみると、9月の政策金利の据え置きの確率は59.9%(前日51.6%)、0.25%の利上げ確率は40.1%(同48.4%)となっている。
NY銀は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.765ドル高の65.700ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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