デイリーコモディティ市況コメント

弱気な雇用統計を好感し、NY金は反発

08:13:00

2日のNY金は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比18.2ドル高の4414.6ドル。
注目の8月のADP全米雇用レポートによると、民間雇用者数は前月比3.8人増となり、事前予想の4.8万人増を下回った。7月は4.4人増から4.6人増に上方修正されている。
発表後の市場の反応はイマイチだった。欧米の長期金利の上昇傾向が続いていたため。ただし、しばらくして、NY金を買う動きとなり、NY金期近12月限は4400ドル台回復をみせ、その後、4444.4ドルの高値示現をみせた。
週末の米雇用統計に対する警戒が追撃買いにつながった模様。
高値示現後、4410ドル台まで軟化したが、引けにかけてまた買い直され、期近12月限は37.9ドル高の4434.3ドルで取引を終了している。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、全体的な経済活動は7月上旬以降、小幅に増加している。12地区のうち10地区が「小幅」から「緩やか」なペースで拡大し、2地区は横ばいだったとされた。
NY銀は小反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.094ドル高の65.463ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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