強気の米経済指標で、NY金は下げ幅を拡大するなど、大幅続落
08:10:53
21日のNY金は大幅続落。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比109.2ドル安の4719.6ドル。
パキスタンにおける米国とイランの再協議に対する思惑に翻弄される展開をNY金は演じた。
再協議に対する楽観ムードから、再開早々のアジア取引時間帯序盤にNY金期近6月限は4854.8ドルの高値を付けたものの、先行き不透明から次第に水準を切り下げ、欧州取引時間帯には4800ドル割れをみせていた。イランが代表団をパキスタンに派遣していないことが重石に。
米国取引時間帯に入り、下げ幅を拡大している。3月の米小売売上高は前月比1.7%増加し、事前予想の同1.4%増を上回った。伸びは2025年3月以来で、ガソリン価格の上昇と税還付金によって消費を下支えしたことが強気の米小売売上高の要因とみられる。
これを受け、ドル高と米長期金利上昇が進行し、NY金は下げ幅を拡大している。
清算値決定後、AP通信がバンス米副大統領がパキスタン訪問を取り止めたと報じたこともあり、NY金は一段と急落し、4700ドルを割り込み、4685.8ドルの安値を付けた。
引けにかけて4700ドル台半ばまで買い戻されたが、期近6月限は90.3ドル安の4738.5ドルで取引を終了している。
インフレ懸念も影響して急落したNY金であるが、これまでのパターンでは突っ込みは買い拾われており、目先4700ドルが安値圏になるか注目。
市場参加者の多くは短期勝負中心であり、中期的・長期的なトレンド形成は困難な時期でもある。
NY銀は大幅続落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比3.550ドル安の76.488ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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