デイリーコモディティ市況コメント

強気の米経済指標を嫌気して、NY金は反落

08:08:52

10日のNY金は反落。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比30.6ドル安の4787.4ドル。
米国とイランが11日からパキスタンのイスラマバードで停戦交渉を開始するという。また、イスラエルとレバノンの直接協議も14日、米国で実施される見通しとなり、原油の先安懸念が台頭し、NY金は堅調地合いをみせていた。
ただ、3月の米消費者物価指数(CPI)が、前年同月比3.3%上昇となり、前月の同2.4%上昇から急加速。コアCPIは同2.6%上昇と小幅な加速にとどまった。
その後明らかにされたミシガン大消費者信頼感指数で、1年先の期待インフレ率は4.8%と、前月の3.8%から大きく上昇。これを受け、米長期金利が上昇し、NY金も値を崩している。
NY金は取引終了にかけて下げ幅を拡大し、期近6月限は47.0ドル安の4771.0ドルで取引を終了している。
NY銀は小幅続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比0.042ドル高の76.480ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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