押し目買いが膨らみ、ＮＹ金は急反発
07:32:57
２８日のＮＹ金は急反発。取引中心限月である期近８月限の清算値は前週末比２２．４ドル高の２３７９．３ドル。
週明け以降、押し目を買う動きが活発化し、米メモリアルデー期間中に、電子取引で２３８２．５ドルまで上伸。
ただ、ドル高が進行すると、売り直され、連休明けの欧州取引時間帯に２３６３．２ドルまで軟化した。しかし、その後はまた押し目買いが拡大し、２３８８．０ドルまで急伸した。
その後発表された５月の米消費者信頼感指数は１０２．０となり、４月の９７．５、事前予想の９５．９を大きく上回った。労働市場の堅調さが認識され、ＮＹ金の上昇一服。
取引終了にかけて、また２３８０ドル台を回復するなど、再び２４００ドルを目指す強調地合いが認識される。
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、追加利上げの可能性を完全に排除したわけではないとの言及。タカ派的な米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）高官の発言は継続している。
ＮＹ銀は大幅続伸。期近７月限の清算値は前週末比ドルの１．６３８ドル高の３２．１３７。
（ＭＯＧマーケッツ 齋藤和彦）
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