月末要因のポジション調整の影響で、シカゴ小麦は急反落
09:15:56
31日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比4.50セント安の464.00セント。
米コーンベルトの一部で恵みの雨が確認され、週末の降雨予報が出ていること、シカゴ小麦の急反落が重石となり、シカゴトウモロコシは3営業日連続で下落している。
米コーンベルトの天候リスクの後退もあり、シカゴトウモロコシ市場でも月末要因の手仕舞い売りが優勢となった。
フランスのトウモロコシ生産は熱波の影響で2011年以来の低水準になる一方、ウクライナのトウモロコシ生産は上方修正されており、強弱材料が交錯していた。
31日のシカゴ大豆は小幅続落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比1.25セント安の1187.50セント。
米コーンベルトの恵みの雨が確認され、週末も降雨が予想されており、重石となっていた。
ただ、中国向けとみられる成約が断続的に続いているため、シカゴ大豆の下げは限定的。米農務省はこの日、仕向け先不明として2026年度分25万2000トンの成約があったことを公表している。
31日のシカゴ小麦は急反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比24.25セント安の639.25セント。
米プレーンズ南部のホット&ドライ予報、ロシアの小麦輸出に対する供給不安は引き続き、くすぶっているものの、月末・週末要因のポジション調整の手仕舞い売りが台頭したため、シカゴ小麦は大きく値を崩すこととなった。
ただし、米プレーンズ北部での31日の最高気温は32℃から38℃、南部では38℃から41℃となっており、春小麦の作柄に与える影響も警戒され、週明けに発表される作柄状況を意識して、週明けのシカゴ小麦は大きく買い直される可能性も考えられる。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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