期近限月中心にWTI原油は大幅続伸、中東の供給不安が一段と高まる
コモディティ市況コメント
2026.07.24
08:04:37
23日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比5.36ドル高の92.19ドル。
アジア取引時間帯から堅調地合いをみせ、米国取引時間帯にWTI原油期近9月限は93.50ドルの高値を付けるなど、一気に上げ幅を拡大している。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジに対する海上封鎖を宣言して以降、実質的にバブエルマンデブ海峡を通航するタンカーがみられなくなっており、サウジの東西パイプラインの機能も失っている状況にあるという。これまで、ホルムズ海峡の迂回ルートが機能していたが、バブエルマンデブ海峡を大型タンカーが通航できないことから、供給不安が拡大している。
スエズ運河への迂回も考えられるが、大型タンカーが通航できず、まだ、紅海にいたタンカーが地中海まで迂回するには、相当な日数も必要で、目先の供給不安が加速する格好となった。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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