極めて弱気な米雇用統計を受け、NY金は急反発
07:54:18
7日のNY金は急反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比100.1ドル高の4299.7ドル。
注目の7月の米雇用統計は衝撃的な内容となった。非農業部門雇用者数は2.3万人減。事前予想は8万人増だったが、全くの予想外の減少で、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は大きく後退することとなった。
6月の雇用者数は5.7万人増から2.0万人増に、5月の雇用者数は12.9万人増から6.3万人増に軒並み下方修正され、3か月平均の増加数は2万人増となった。
CMEフェドウォッチをみると、9月の米FOMCでの政策金利の据え置きの確率は前日の45.0%から55.6%に上昇し、利上げ確率は55.0%から44.4%に低下している。
ただし、12月の米FOMCでの政策金利の現状水準での据え置きの確率は22.9%(前日15.5%)、利上げ確率は77.1%(同84.5%)で、年内利上げの確率は依然として高い。
弱気な米雇用統計を意識して、週明けから買い進まれていたNY金だったが、発表前に4380ドル台まで水準を切り上げていた。発表後、期近12月限は4400ドル台に急伸し、4432.3ドルの高値を付けた。
先取りして急伸していたこともあり、その後は利益確定売りも台頭し、4380ドル台まで軟化する場面をみせたものの、101.7ドル高の4401.3ドルで取引を終了している。
12日には7月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるが、次の大きな注目材料といえる。
NY銀は急反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比1.893ドル高の63.499ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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