米コーンベルトで天候回復を嫌気して、シカゴトウモロコシと大豆は売られる
07:23:51
2日のシカゴトウモロコシは反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比4.50セント安の497.75セント。
米コーンベルトでの天候回復によるトウモロコシの収穫進展が懸念材料となっていた。時期的には大豆の収穫が優先される傾向にあるものの、トウモロコシの収穫も実施されるだけに、市場ではハーベストプレッシャーを警戒するムードが高まっている。
シカゴトウモロコシ市場での大口ファンドの買い越しはかなりの高水準であり、ハーベストプレッシャーを警戒する大口ファンドの整理売りが想定されている。季節的要因として、ハーベストプレッシャーによって、10月に安値を形成することが多く、その意味で、大口ファンドの大量の買い越し状況はやや異常ともいえる。
ストーンXが示した米国トウモロコシの予想イールドは182.1ブッシェルで、同社の9月予想の182.9ブッシェルを下回っている。しかし、9月の米農務省予想の178.5ブッシェルを上回っている。
2日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比5.75セント安の1278.25セント。
3営業日連続の下落となったが、米コーンベルトでの天候回復に伴う収穫進展、いわゆるハーベストプレッシャーを警戒して値を崩している。大豆の収穫最盛期を前にして、大口ファンドの買い越しが大量に存在しており、そのポジション調整売りも影響している。
ストーンXは米国大豆の予想イールドを明らかにしているが、54.1ブッシェルとなり、同社の9月予想の53.0ブッシェルを上回っている。9月の米農務省予想は52.8ブッシェル。収穫序盤の結果、イールドが予想以上に良かったことを反映した内容とも推測される。
2日のシカゴ小麦は小幅続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.25セント高の683.00セント。
米冬小麦の産地であるプレーンズでの長雨による作付遅れが警戒され、支援材料となっていた。ただ、この雨は最終的には土壌水分の回復にプラスとなるだけに、戻りは限定的。シカゴトウモロコシと大豆の下落は圧迫要因。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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