デイリーコモディティ市況コメント

米利回り上昇を嫌気して、NY金は急反落

09:15:22

31日のNY金は急反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比53.6ドル安の4107.0ドル。
米長期金利の上昇を背景にして、NY金は一転して値を崩している。米10年債利回りは一時4.7450%前後まで上昇し、昨年1月以来の高水準となった。米30年債利回りは5.2800%前後まで一時上昇し、2007年7月以来の高水準を記録。
海外原油も再び急伸しており、インフレ懸念が高まり、NY金は月末要因のポジション調整も影響して、手じまい売りが膨らみ、急落することとなった。
米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値は55.2となり、事前予想の54.0を上回ったこともあり、下げに拍車がかかり、期近12月限は一時4076.4ドルまで急落。
その後は月末要因のポジション調整からの買い戻しもみられ、4100ドル台回復もみせた。
期近12月限は62.0ドル安の4098.6ドルで取引を終了している。海外原油が取引終了にかけて急伸するなど、インフレ圧力が高まっており、週明けのNY金は軟調地合い継続とみられる。
NY銀は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比1.231ドル安の57.786ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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