デイリーコモディティ市況コメント

米国とイランの協議に対する先行きは不透明さを嫌気して、NY金は急反落

08:05:01

29日のNY金は急反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比57.4ドル安の4038.9ドル。
米国とイランの双方とも、報復攻撃を激化していたが、停戦で合意した旨を明らかにした。しかし、トランプ米大統領が30日にカタールの首都ドーハで両国の協議が実施されると発表したものの、イランはドーハでの協議を否定するなど、両国の停戦合意に対する先行きは不透明が台頭。
海外原油の戻りもあり、インフレ懸念が再燃し、NY金は前週末の急ピッチの戻りに対する反動安を強いられた。
米長期金利の上昇も影響し、米国取引時間帯序盤にNY金は4012.0ドルの安値を付けるなど、急落。ただ、4000ドルの大台は維持している。
今週は、3日が米独立記念日の振替休日となるため、2日に米雇用統計が明らかにされる。ここ数か月の強い数字にはならないものの、好調な水準は維持するとみられている。1日に発表される製造業PMIやADP全米雇用レポートが目先のポイントになる。
NY金期近8月限は65.8安の4030.5ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前週末比1.049ドル安の58.175ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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