デイリーコモディティ市況コメント

米CPIの予想以上の鈍化を映して、NY金は急反発

08:01:38

14日のNY金は急反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比64.0ドル高の4069.7ドル。
14日に明らかにされた6月の米消費者物価指数は前年比3.5%上昇で、事前予想の3.8%上昇、前月の4.2%上昇を下回った。エネルギーと食品を除くコアCPIは前年比2.6%上昇で、事前予想の2.8%上昇、前月の2.9%を下回った。
予想以上に鈍化したことを受け、ドル全面安となり、4030ドル台で推移していたNY金期近8月限はは一気に4100ドル台まで急伸している。インフレ警戒が若干後退したことで、米長期金利も低下している。
原油価格の急落を反映した米CPIの内容だったが、中東情勢の先行き不透明な中、急伸は限定的で、その後はジリ貧の展開となった。15日には米卸売物価指数(PPI)が発表され、米CPI同様、鈍化するとみられ、売りは手控えられたものの、原油急伸もあり、NY金期近8月限は4050ドル割れまで値を消す場面もみせた。
NY金期近8月限は52.6ドル高の4058.3ドルで取引を終了している。
目先は6月の米PPIが注目されるが、今回同様、上値は限られるとの声も多い。
NY銀は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比1.132ドル高の59.104ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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