デイリーコモディティ市況コメント

米CPIを警戒して、NY金は大幅続落

08:04:48

9日のNY金は大幅続落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比77.0ドル安の4286.4ドル。
欧州取引時間帯までNY金期近8月限は4350ドル台を何とか維持する底固い動きをみせていた。
米国取引時間帯に入って、米国とイランの停戦合意観測が再燃し、WTI原油が一段と急落したものの、NY金もそれに追随する格好で値崩れを強いられた。
インフレ懸念の後退よりも、10日に明らかにされる米消費者物価指数(CPI)を警戒して、手じまい売りが催促された格好となった。
米長期金利が低下し、ドル高・ユーロ安も一服するものの、NY金市場での手じまい売りは継続し、NY金期近8月限は4259.9ドルの安値を示現。週明けの安値を大きく下回っている。
強気の米CPIを先取りして値崩れしているが、さらなる下げも警戒されており、4200ドルを視野に入れた一段安も警戒されている。
NY金期近8月限は78.6ドル安の4284.8ドルで取引を終了している。
NY銀は大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比3.345ドル安の65.240ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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