デイリーコモディティ市況コメント

良好な作柄状況を嫌気して、シカゴトウモロコシは続落

08:06:37

2日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比3.50セント安の440.50セント。
前日のシカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況で、全米平均の米国トウモロコシの優と良の合計は67%。今季初めて公表されたが、良好な水準であり、さらに主産地アイオワの優と良の合計は82%。極めて良好なこともあり、本日の圧迫要因に。
原油相場の強調地合いは支援材料になり切れず。エタノール需要拡大よりも、天候相場真っ只中での生育に理想的な天候と良好な作柄が重石に。
シカゴトウモロコシ期近7月限は一時、439.00セントまで下落するなど、取引水準を切り下げている。

2日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比15.50セント安の1165.25セント。
前日のシカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況で、全米平均の米国大豆の優と良の合計は66%。トウモロコシ同様、良好な状況が示されたことが圧迫要因。
また、中国による目立った米国産大豆の成約の動きがみられないこともあり、失望売りも加わり。下げ幅を大きくしている。

2日のシカゴ小麦は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比5.75セント安の603.00セント。
前日のシカゴ取引終了後に米農務省が明らかにした生育進展状況で、米春小麦の生育がかなり順調であることが重石に。冬小麦の作柄悪化はこれまでいい尽くされており、支援材料に評価されず。春小麦の作柄はイマイチだったが、今後の降雨によって改善するとの観測は優勢だった。
春小麦の主産地であるプレーンズでは断続的な降雨が予想されている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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