降雨予報を嫌気して、シカゴトウモロコシ・大豆とも続落
08:07:04
30日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比3.25セント安の468.50セント。
週末にかけて米コーンベルト西部での降雨予報が引き続き、圧迫要因となっている。産地ではトウモロコシの受粉期を迎えており、降雨は恵みの雨とみられている。
降雨以降、ホット&ドライの改善につながるとの予報も出ており、週末を前にした手じまい売りが台頭している。
米農務省は週間輸出成約高を明らかにしているが、約106万トン。ただし、市場の関心は天候に集まっており、評価されず。
30日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比4.00セント安の1188.75セント。
米農務省は2026年度分として中国向け13万2000トンの成約があったことを伝えたものの、米コーンベルトでの週末からの降雨予報を嫌気して、支援材料となり切れず。
寒冷前線の影響で、米コーンベルトでは31日から降雨が予想されている。大豆は開花期が一巡し、着サヤの本番に入っているが、恵みの雨と評価されている。
週明けに示される作柄状況の改善も期待されており、週明けにかけて売り有利の展開との見方が支配的。
30日のシカゴ小麦は小反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比2.75セント高の663.50セント。
ウクライナのドローンがロシアのタマン港を攻撃したとの情報が支援材料。ロシアの小麦輸出に対する懸念が再燃することとなった。
今回のドローン攻撃によって、穀物輸出ターミナルに深刻な影響を与えたとロシアの農業関係者が指摘しているとロイター通信が伝えた。ドローン攻撃によって、アゾフ海とケルチ海峡を通過する輸出が7月から中断している模様。
ただ、シカゴトウモロコシと大豆の続落もあり、戻りは限定的。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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