高値警戒からの利益確定売りに、シカゴ小麦は反落
08:03:03
23日のシカゴトウモロコシは小幅続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比2.75セント高の487.50セント。
米農務省が明らかにした週間輸出成約高は103万4200トンで、前週の62万6200トンを大きく上回った。また、7月末にかけ、米コーンベルトでのホット&ドライ観測も台頭し、シカゴトウモロコシは一段高を演じた。
期近12月限は490セント台まで上伸したが、けん引役だったシカゴ小麦が値崩れをみせ、7ドルの大台を下回ったこと、ドル高基調を嫌気した手じまい売りも台頭し、上げ幅を縮小している。
23日のシカゴ大豆は小幅続伸。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比4.75セント高の1243.75セント。
米農務省が明らかにした週間輸出成約高は159万3600トンで、前週の195万7900トンを下回ったものの、高い水準を維持。さらに、仕向け先不明として2026年度分12万6000トンも公表された。
好調な輸出需要を背景に、シカゴ大豆は一段と上伸し、期近11月限は1250セントに迫る動きをみせた。ただ、1250セントに抵抗をみせている中、シカゴ小麦の値崩れとドル高が重石となり、引けにかけてジリ貧となり、上げ幅を縮小している。
好調な輸出が続いているだけに、ドル高基調が重石となりそうだ。
23日のシカゴ小麦は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比9.50セント安の696.25セント。
これまで同様、ロシアの供給不安から買いが先行し、一代の高値更新をみせていた。
しかし、ドル高基調の中、米国小麦の輸出成約高が低調だったことをキッカケにして、利益確定売りに転じ、米国取引時間帯にアッサリ7ドルの大台割れを果たし、安値近辺で取引を終了している。
7ドルまで急ピッチに上昇した調整ともみられるが、ロシア産小麦の供給不安と欧州産小麦の減産観測もあり、あくまでも調整安との見方が強い。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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