デイリーコモディティ市況コメント

NY連銀総裁の講演を支援に、NY金は清算値決定後に一段と上伸

08:00:11

29日のNY金は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比11.3ドル高の4179.7ドル。
前日の急落に対する反動もあり、月末要因のポジション調整も影響し、この日のNY金は買い戻し優勢の展開となった。
米長期金利の上昇基調が警戒され、戻りは限定的だったが、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演をキッカケにして、買い戻しに拍車がかかり、取引終了にかけて上げ幅を拡大している。
同連銀総裁は、年内にあと1回の利上げが適切になる可能性があるとしたうえで、米連邦制度準備理事会(FRB)は9月に利上げを決定したため、現在は性急に行動する必要はないと言及している。
CMEフェドウォッチをみると、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測が高まる中、米長期金利の低下をもたらすことになり、NY金はさらに上伸。
NY金期近12月限は46.6ドル高の4215.0ドルで取引を終了している。この日の高値は4218.1ドル。
市場では30日に発表される8月の米個人消費支出(PCE)とADP全米雇用レポートを注視している。
NY銀は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.565ドル安の61.153ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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