NY金は反発、ドル安が好材料
07:59:19
29日のNY金は反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比21.5ドル高の3343.9ドル。
米国際貿易裁判所がトランプ関税を違法と判断したことを受け、ドル高が進行し、アジア取引時間帯序盤にNY金は急落を演じた。NY金期近8月限は一時、3271.2ドルまで値を崩した。
その後はドル一服を背景にして買い戻され、欧州取引時間帯序盤に3300ドル台を回復している。
注目の1-3月期の米国内総生産(GDP)・改定値は年率換算で、前年同期比0.2%減となり、速報値の同0.3%減から改善している。しかしながら、マイナス成長に変わりなし。
米新規失業保険申請件数は1.4万件増の24万件となり、事前予想の23万件を上回った。これを受けてドル安が進行し、NY金はさらに買い戻され、プラス圏に突入している。
NY金期近8月限は3350ドル台まで上伸するものの、明日発表される4月の米個人消費支出(PCE)を控えて、若干、上げ幅を縮小している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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