デイリーコモディティ市況コメント

NY金は反発、弱気な米経済指標を受けて

08:05:47

4日のNY金は反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比22.1ドル高の3399.2ドル。
5月のADP全米雇用者数は3.7万人増で、事前予想の11万人増を下回った。増加幅は2023年3月以来の低い水準となった。
また、5月の米ISM非製造業景気指数は49.9となり、事前予想の52.0を下回り、景気の判断となる50を下回った。2024年6月以来の低い水準。
これらの弱気な米経済指標を好感して、NY金は大きく買い直され、3400ドル台を回復する場面もみせた。
トランプ米大統領は鉄鋼製品・アルミに課す関税を50%に引き上げる大統領令に署名し、4日から発動されることになったが、市場では織り込み済みと評価され、支援材料になり切れず。
週末に明らかにされる米雇用統計で、また弱い内容となれば、NY金は一段の上伸も期待されるとの声も挙がっている。
NY銀は反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.015ドル高の34.648ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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