NY金は反落、米FOMC後に下げ幅拡大
07:48:43
7日のNY金は反落。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比30.9ドル安の3391.9ドル。
今週末にスイスにおいて、米中貿易交渉が予定されており、米中貿易摩擦の緩和期待からNY金は下げを強いられることに。市場では、清算値決定後に明らかにされる米連邦公開市場委員会(FOMC)声明とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見待ちから、NY金期近6月限は久しく3380ドルから3410ドルのレンジでのもみ合いを演じた。
注目の米FOMC声明では、予想通り、政策金利の据え置きが明らかにされた。ただ、トランプ関税によって、米国経済の先行き不透明さが指摘され、パウエル米FRB議長も同様の認識を示しており、6月の利下げ観測の後退につながり、NY金は下げ幅を拡大している。
NY金期近6月限は、米FOMC声明後に3370ドルを試す動きをみせ、50.2ドル安の3372.6ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.590ドル安の32.791ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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