NY金は大幅続伸、インフレリスクの後退を好感
08:06:11
31日のNY金は大幅続伸。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比121.1ドル高の4678.6ドル。
米ウォールストリートジャーナルが、ホルムズ海峡の封鎖解除が戦争終結の条件にはならないと報じたことを受け、アジア取引時間帯に海外原油が値崩れをみせた。それを受け、インフレ懸念が後退し、NY金は上伸し、期近6月限は4649.5ドルまで買い進まれた。
ただし、米軍による地上侵攻を警戒して、海外原油がまた買い直されたことを嫌気して、NY金は売り込まれ、欧州取引時間帯に4558.9ドルまで下落し、戻り高値から100ドル近く値を崩した。
その後、第2四半期を前にした思惑買いが台頭し、米国取引時間帯前に4600ドル台を回復。
イランのペゼシュキアン大統領が戦闘終結の用意があると言及したことを受け、海外原油が再び急落すると、NY金の上昇基調に弾みが付き、米国取引時間帯で、NY金はほぼ一本調子の上昇を演じた。
NY金は清算値決定後に4700ドル台に乗せるなど、上げ幅を拡大。米国と欧州の対立もあり、ドル離れが加速するとの思惑買いも強まった模様。
NY金期近6月限は142.1ドル高の4699.6ドルで取引を終了している。
再び、4月以降、NY金が上昇基調を演じるか注目。ゴールドマンサックスは2026年末のNY金の目標を5400ドルに据え置いている。
NY銀は大幅続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比4.350ドル高の74.919ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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