デイリーコモディティ市況コメント

NY金は大幅続伸、インフレ懸念がくすぶる中、ドル安が支援材料

08:05:53

26日のNY金は大幅続伸。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比48.7ドル高の4096.3ドル。
海外原油の急反落を好材料に、NY金は急伸し、とりわけ米国取引時間帯にほぼ一本調子の上昇を演じた。
6月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は49.5となり、過去最低だった5月の44.8から上昇。一方、1年後のインフレ期待は4.6%で、5月の4.8%から低下している。
インフレ懸念が若干後退したことも、NY金の上昇に拍車をかけ、NY金期近8月限は4111.5ドルの高値を示現。その後、4080ドル割れまで軟化したが、4100ドル台回復して取引を終了している。
取引終了にかけ、WTI原油が大きく戻したものの、NY金の反応はイマイチ。
ユーロに対するドル高基調が一服しており、結果的にNY金の急伸につながったものの、インフレ懸念はそのままで、値崩れ再燃も警戒されている。
CMEフェドウォッチをみると、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率は60.0%で、前日の63.2%から幾分低下している。
なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は、2026年には1回の利上げを想定し、2027年には金利が据え置かれると予想と言及している。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.863ドル高の59.224ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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