NY金は大幅続伸、暫定合意の情報を受け、インフレ懸念が後退
08:03:14
29日のNY金は大幅続伸。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比60.6ドル高の4593.0ドル。
米国とイランの双方の交渉担当者が「暫定合意」に達したことを明らかにしたことで海外原油が一段安を演じており、インフレ圧力の後退を受け、NY金は急伸している。実際、米長期金利が低下し、ドル安が進行したことで、上げ幅を拡大し、米国取引時間帯にNY金期近8月限は4627.1ドルの高値を付けた。2日前の安値から230ドルも大きく買い戻されている。
原油高の影響で、実際、インフレ圧力にさらされているのは確かであり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待は完全に解消され、逆に利上げが警戒される中、4600ドル台での買いにも抵抗があり、引けにかけて上げ幅を縮小している。
NY金期近8月限は37.5ドル高の4569.9ドルで取引を終了している。
トランプ米大統領はSNSで、米ホワイトハウスで29日に会合を開いて戦闘終結に向けた暫定合意を承認するか協議する意向を示しており、週明けのNY金はその動向にまず、大きく翻弄されるとみられている。ただし、29日に2時間程度の会合が実施されたものの、結論には至らなかったという。
NY銀は小反落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.037ドル安の75.875ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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