NY金は大幅続伸も、利益確定売りに上げ幅縮小
08:06:27
15日のNY金は大幅続伸。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比112.8ドル高の4351.6ドル。
米国とイランの和平合意が成立し、19日にスイスで調印することとなり、ホルムズ海峡の再開観測から海外原油が一段と急落している。インフレ懸念の後退や米長期金利の低下を受け、NY金は大きく買い進まれることとなった。
前週、NY金はインフレ懸念を警戒して、期近8月限は4046ドルまで急落したが、その反動から大きく買い進まれ、米国取引時間帯序盤に、4391.5ドルの高値を付けた。
その後は、米長期金利の低下が鈍化したこと、16日、17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることもあり、NY金は利益確定売りに上げ幅を縮小。期近8月限は92.2ドル高の4331.0ドルで取引を終了している。
米政府高官は、ホルムズ海峡の60日間の自由航行を認め、それ以降も自由航行が実施されることを交渉すると指摘するなど、ホルムズ海峡の再開に対する懐疑的な見方が広がり、NY金市場での手じまい売りを催促したともみられている。
4400ドルは大きな壁になったとみられ、米FOMCでのウォーシュ新米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見に市場は注目している。
NY銀は大幅続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前週末比2.206ドル高の70.180ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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