デイリーコモディティ市況コメント

NY金は大幅続伸も、早めの利益確定売りに上げ幅縮小

08:08:53

2日のNY金は大幅続伸。取引中心限月である期近4月限の清算値は前週末比63.7ドル高の5311.6ドル。
2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃し、その後イランが報復攻撃を実施するなど、中東での軍事衝突が激しさを増している。
地政学リスクを警戒した買いは金市場で拡大するとの思惑から、週明け早々、NY金は急伸。NY金期近4月限は5400ドル台まで買い進まれたが、高値警戒もあり、その後は一喜一憂の動きをみせた。
世界的な景気後退も連想され、株式市場の先安懸念もあり、株価先物の損失補填もあり、NY金市場では早々、利益確定売りが台頭。高額な証拠金も影響し、米国取引時間帯にNY金期近4月限は5272.9ドルまで一時値を崩した。前週末の終値水準よりも下落するなど、全く予想外の動きをみせた。
景気後退を警戒して、その他貴金属が軒並み下落したことも、金市場での手じまい売りを拡大させた模様。
NY金は5300ドル台半ばまで戻りをみせたが、期近4月限は88.0ドル高の5335.9ドルで取引を終了している。
ドル高基調も終日、圧迫要因となっていた。
NY銀は反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前週末比4.438ドル安の88.853ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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