NY金は大幅続落、換金売りが活発化
09:40:41
30日のNY金は大幅続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比132.5ドル安の3898.9ドル。
暗号資産交換事業の世界最大手であるバイナンスが、サイバー攻撃を受けた結果、約63億ドルの不正流出があったことが明らかになった。さらに、人工知能(AI)に対する先行き不透明が影響し、ハイテク銘柄中心に株価が急落。
その影響で、NY金市場では換金売りが活発化し、期近12月限は4000ドルを大きく割り込んでいる。
金スポットベースでは、2025年10月3日以来の安値水準まで急落している。米国取引時間帯に入り、ストップロスの売りに拍車がかかり、棒下げを演じた。清算値決定以降も安値を更新し、期近12月限は146.5ドル安の3884.9ドルで取引を終了している。
また、米中間選挙前もしくはその後に、イランに対する攻撃が懸念され、原油相場が上伸したことも、インフレ圧力となり、金の圧迫要因となっていた。
引き続き、NY金は厳しい環境に立たされるとみられている。
NY銀は大幅続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比3.104ドル安の49.276ドル。白金、パラジウムも急落しているが、AIに対する先行き不透明が圧迫要因。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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