デイリーコモディティ市況コメント

NY金は続落も、清算値決定後に急伸

08:02:08

11日のNY金は続落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比19.3ドル安の4114.0ドル。
清算値決定後にNY金は急伸し、期近8月限は4200ドル台を回復し、100.5ドル高の4233.8ドルで取引を終了している。この日の高値は4241.3ドル。
トランプ米大統領が、イランのカーグ島掌握を示唆したことから、軟調地合いを継続していたが、カーグ島攻撃の中止が発表されると、WTI原油は値崩れを強いられた。その後、NY金は大きく買い進まれる展開に。
この日、5月の米卸売物価指数(PPI)が明らかにされ、前年比6.5%上昇となり、事前予想の同6.4%上昇を上回った。前月は同6.0%。
前日の米消費者物価指数(CPI)を含めて、強気の米経済指標を警戒してNY金は値崩れを強いられていたが、目先の強材料織り込みの様相となり、結果的に知ったらしまいの買い戻しの展開が、清算値決定後に表面化し、大きく戻すことに。
NY金期近8月限はアジア取引時間帯に4050ドル割れまで下落したが、目先、4000ドル台での底入れの様相をみせている。
NY銀は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.739ドル安の64.001ドル。清算値決定後にNY金の急伸に追随し、2.750ドル高の67.490ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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