デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は反発、インドの製油所事故で供給不安膨らむ

08:01:40

30日のWTI原油は反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比1.04ドル高の90.42ドル。
引き続き、トランプ米大統領の発言に翻弄される展開となったが、中東情勢の先行き不透明さからWTI原油は反発している。
トランプ米大統領は、イラン情勢について近いうちに進展があり、ホルムズ海峡を通航する石油の流れは過去3日間で歴史的な規模に達したと言及したことは重石となっていた。
米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は92.2万バレル増、ガソリン在庫は168.4万バレル減、中間留分在庫は225.1万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は55.3万バレル増。製油所稼働率は92.5%まで低下しているが、製油所のメンテナンスが本格化する10月には80%台半ばまで低下するとみられ、石油製品在庫がより低水準になることが懸念されている。
インド最大級の製油所で爆発・炎上が発生したこともあり、世界的なディーゼル燃料不足に拍車がかかることが懸念されている。
WTI原油期近11月限は0.96ドル高の90.34ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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