WTI原油は反発、EUとの関税交渉に対する期待が支援材料
コモディティ市況コメント
2025.07.25
07:54:43
24日のWTI原油は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.78ドル高の66.03ドル。
8月1日の関税発動を前にして、トランプ米大統領がEUとの関税交渉がうまくいっているとの認識を示したことをキッカケに、WTI原油は上伸することとなった。来週は中国との関税交渉も控えているが、トランプ米大統領は、これもうまくいっていると指摘。原油市場では、楽観的ムードが買いにつながっていた。
一方、NY石油製品は下落しており、対照的な値動きとなった。8月1日からのトランプ関税発動によって、米国国内でのインフレが警戒され、石油需要に対する懸念がみられ、製品安につながり、原油相場も期先限月にかけて、上げ幅は限定的だった。
しばらく、原油相場は関税交渉に左右されることになりそうだ。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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