デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は反落、弱気な中国の小売売上高を嫌気

08:04:49

16日のWTI原油は反落。取引中心限月である期近2月限の清算値は前週末比0.53ドル安の70.29ドル。
11月の中国の小売売上高が前年比3.0%増にとどまり、事前予想の5.1%増、前回の4.8%増を大きく下回り、3か月振りの鈍化を示した。中国の景気減速を表すとして、WTI原油市場の圧迫要因に。
前週末までの上昇局面では、中国の景気回復を期待した側面が支援材料になっていただけに、手じまい売りの材料となった。
欧州取引時間帯終盤にWTI原油期近2月限は69.98ドルまで下落したものの、70ドル割れは一時的にとどまった。米国経済が良好な状況もあり、米国での石油需要の拡大も期待されており、米国取引時間帯に70.74ドルまで切り返す場面も。
結果的に、前週末の急伸に対する高値警戒もあり、71ドルは大きな壁となり、週明けはマイナス圏で推移していた。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、商いは低調で、狭いレンジの取引要因にもなっていた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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