デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は急伸も、その他原油価格がより急騰を演じる

08:00:42

20日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比2.68ドル高(2日分合計で2.77ドル高)のドル。
米軍による海兵隊増強の動きから、市場ではイランの石油積み出し港のあるカーグ島を占拠するとの観測もあり、週末の急伸要因となった。
トランプ米大統領は、原油価格の高騰を意識して、イスラエルにこれ以上、イランの石油関連施設への攻撃を避けるように命じたとの報道もあるが、イスラエルはこれまでもトランプ米大統領の要請を無視する行動をみせており、中東における石油の供給ひっ迫懸念は解消されず。
20日にはイランがクウェートの石油関連施設への攻撃を実施しており、稼働停止をみせていることも大きな支援材料。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖も続いており、週末要因のヘッジ買いも相場を押し上げた模様。
ただし、WTI原油は期近4限月がプラス圏で取引を終了しているが、それ以降の期先限月は下落しており、供給不安も一時的との観測もあるようだ。米国国内での原油の増産を期待する向きもあるようだ。
北海ブレントの急伸は一服しているものの、WTI原油との格差は一段と拡大している。WTI原油期近5月限は98.81ドル、北海ブレント期近5月限は112.50ドルで取引を終了している。北海ブレントが13.69ドルも割高であるが、1週間前は6.66ドルの価格差しかなかった。
ドバイ原油の現物価格は170ドル台まで急騰しており、最高値を更新している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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