WTI原油は急反発、戦火の拡大を懸念して
07:59:31
26日のWTI原油は急反発。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比4.16ドル高の94.48ドル。
米国とイランの協議の実施に対する懐疑的な見方が広がり、石油の供給不安の長期化を警戒した買いが活発化し、海外原油は急反発している。
ロイター通信は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派のリーダーの話として、イランとの連帯を示すべく、主要な紅海ルートを再び攻撃する用意があると報じた。フーシ派は米国との話し合いで昨年5月から船舶やタンカーに対する攻撃を見送っているが、今後、イエメン沖に戦火が拡大することもあり、サウジのヤンブー港からの積み出しに大きな影響を与えることは避けられず。
WTI原油期近5月限は米国取引時間帯に、95.44ドルまで急伸。清算値決定後に、トランプ米大統領が4月6日まで、イランのエネルギー施設への攻撃を停止するとSNSで表明したため、一時、期近5月限は89.51ドルまで急落したが、値崩れは一時的。その後、大きく買い直され、期近5月限は3.47ドル高の93.79ドルで取引を終了している。
期先限月までも上昇しており、供給不安の長期化がより意識されている模様。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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