デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は期近限月が続伸も、期先限月は続落

08:02:10

3日のWTI原油は続伸。取引中心限月である期近10月限の清算値は前日比0.29ドル高の91.30ドル。
イラン軍が、UAEととクウェートにある米軍基地に報復攻撃を行ったことが報じられた。イスラエルでもイランからの攻撃に備える態勢を実施するなど、中東の緊張が高まる中、WTI原油は続伸している。
ただし、トランプ米大統領は、イランに対する攻撃が短期間にとどまると言及しており、長期化のリスク警戒まで至らず、WTI原油期先限月は前日同様、下落している。
米ウォール・ストリート・ジャーナルは3日、トランプ米大統領がイランとの戦闘終結宣言を検討していると報じている。
ところで、米国のイラン産原油の購入に対する制裁強化に反して、中国はイラン産原油の購入を継続し、また、イラン以外の中東産原油の購入も増加させており、期近限月の支援材料となっていた。
WTI原油期近10月限は0.66ドル高の91.67ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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