WTI原油は期近限月中心に急伸、イスラエルによるイラン攻撃を受けて
07:02:05
13日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比4.94ドル高の72.98ドル。
再開したアジア取引時間帯にイスラエルによるイラン攻撃が報じられ、WTI原油は急騰。攻撃が伝えられると、70ドルを大きく上抜き、一気に73ドル台に水準を切り上げた。70ドル台乗せから2時間後には77.62ドルの高値を示現。
ただ、イランの石油関連施設が標的になっていないこともあり、急騰に対する高値警戒もあり、アジア取引時間帯終盤にWTI原油期近7月限は70.84ドルまで値を崩した。
その後、70ドルから75ドルのレンジで推移している。イランがすでに報復したとの情報もあるが、イスラエルは住宅地を標的にすれば、イランの石油関連施設を含むインフラを今後標的にするとイスラエルが主張したこともあり、引けにかけて週末のリスクを警戒した買いにWTI原油は徐々に水準を切り上げた。WTI原油期近7月限は5.14ドル高の73.18ドルで取引を終了している。
イスラエルの攻撃がイランの石油関連施設に及ぶかどうか最大のポイントとなる。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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