WTI原油は期近限月中心に急反落、備蓄在庫の放出観測が重石
08:07:16
10日のWTI原油は急反落。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比11.32ドル高の83.45ドル。
前日、G7財務相会合による石油備蓄の協調放出で合意したが、この日はG7のエネルギー担当相によるオンライン会合が実施され、前日同様、協調放出で合意している。この会合に参加した国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長がIEAの臨時会合を開くことを言及したこともあり、これを嫌気して、米国取引時間帯に一時急落し、76.73ドルの安値を付けた。
トランプ米大統領が戦争終結は間近と言及したことで、前日から軟調地合いを強いられているが、さらに値を崩している。
ただし、ホルムズ海峡の事実上の封鎖は続いており、世界的な供給不安が解消されたわけでもなく、80ドル割れでは安値拾いの買いもみられ、その後大きく切り返し、WTI原油期近4月限は8.38ドル安の86.39ドルで取引を終了している。
米海軍がホルムズ海峡を航行するタンカーを護衛したとするライト米エネルギー長官の投稿も圧迫要因になっていたが、その後、投稿が削除され、WTI原油の出直り要因になっていた。
WTI原油は期近限月中心に急落しており、逆ザヤ幅は縮小している。
イランが機雷設置の準備に入ったとの情報もあり、引き続き、ホルムズ海峡の動向が最大のポイントである。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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