WTI原油は期近11月限を除いて反落、ロシア制裁見送りが圧迫要因
08:01:00
19日のWTI原油はマチマチ。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比0.48ドル安の98.54ドル。
WTI原油期近11月限は8営業日連続で上昇し、2.25ドル高の103.66ドルとなったが、その他限月は反落している。
ホルムズ海峡周辺でのイランによるタンカー攻撃が引き続きみられること、サウジとイエメンの親イラン武装組織フーシ派との攻撃が激しくなっており、中東産原油の供給不安が期近11月限の支援材料となっていた。
一方、トランプ米大統領が、ロシアに対する経済制裁を見送ったことから、今後の供給緩和につながるとの観測もあり、期近11月限以外の限月は利益確定売りに反落している。
調査会社ケプラーによると、先週の中東からの石油供給は日量850万バレルにとどまり、9月の輸出規模の半分に大きく低下している。
取引中心限月であるWTI原油期近12月限は米国取引時間帯に99.71ドルの高値を付けたものの、100ドルの大台に抵抗をみせたこともあり、その後は利益確定売りに軟化し、0.78ドル安の98.24ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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